阿南市椿地区。ここに一人、町おこしに取り組む若者がいます。
助田光穂(すけたみつほ)さん、25歳。
大阪生まれの大阪育ちながら、
自分らしい生き方を見つけようと、去年4月、都会での会社員生活に見切りをつけ、
父親の故郷であるここ阿南市へやってきました。
この時期、日課にしているのが、
アカウミガメの産卵地として知られる蒲生田海岸の見回りです。
この日、助田さんは、波打ち際から続くウミガメの足跡を発見しました。
蒲生田海岸では去年、1954年の調査開始以来初めて、ウミガメの上陸がありませんでした。助田さんにとって夢にまで見た「初上陸」です。
ウミガメがやってくるこの美しい海を、いつまでも守り続けるために。
番組を見逃した方は こちら