番組情報
2017.11.07

塩田住宅・福永家

かつて塩づくりで栄えた鳴門市鳴門町高島。

ここに往時の面影をしのばせる一棟の建造物があります。

国指定重要文化財「福永家住宅」です。

鳴門市鳴門町高島浜中1

  1. 昭和30年代の製塩風景
  2. 屋内の施設も再現
  3. 見学には申込必要となります

 その昔、徳島藩では、製塩の先進地である播磨より技術者を招き、 塩づくりの指導に当たらせました。

やがて完成した塩田でとれる鳴門の塩は、 播州赤穂に次ぐ良質の品として全国にその名を知られ、

藩の経済をおおいに潤したといいます。

福永家住宅は、江戸時代後期に作られました。

建物の周囲を石垣が巡り、その外側には潮の満ち引きによって海水を引き込む 「入浜式」と呼ばれる塩田が広がります。

塩田と製塩施設、住宅が一体となった施設としては、 全国に残る唯一の建造物です。

 

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