阿南市の中林海岸で骨格標本にするため砂浜に埋められていた クジラの骨を掘り出す作業が行われました。
掘り出されたクジラの骨は、
昨年1月中林海岸に漂着した 体長11.2メートル 重さおよそ17トンのオスのマッコウクジラのものです。
このクジラは、弱って動かなくなっていたところを地元の人らによっていったんは救出。
しかし3日後に、阿南市沖合で死んでいるのが見つかりました。
阿南市は骨格を標本にするためクジラを解体し、 白骨化するまでの間、海岸の砂浜に埋めていました。
そして1年10か月が経過した ことし11月 国立博物館や全国の大学の研究者らが集まり、
埋められた地点を確認しながら およそ2.5メートルの深さまで掘りました。
作業は慎重に進められ 約6時間かけて背骨やろっ骨など、すべての骨を掘り出しまし。
掘り出した骨の展示場所については未定ですが 東京の国立博物館に引き取られることになっています。
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