海と日本プロジェクト in とくしま 実行委員会です。
昨年、半年ほどをかけて鳴門市にある「(一社)ひとみ学舎」の子どもたちが行った環境学習を取材させて頂いた様子の前編がテレビでOAされました。
皆さんご覧になっていただけましたか?
はじめあまり興味を示していなかった子供たちが、環境学習を通して何を学び、どう考えるようになったのか。
その様子をお伝えします。
まず子供たちは、鳴門市にある海岸で清掃や、マイクロプラスチックを拾いに行きました。今まで気にしていなかった場所を、じっくり歩くことで「ごみ」の多さや種類に驚いた様子でした。
次に、海岸で拾ったマイクロプラスチックを利用してレジンアートでアクセサリーなどを作るワークショップを行いました。落ちていた「ごみ」がキレイなモノに生まれ変わることを体験しました。
これはこの環境学習のメインテーマである「アップサイクル」を学ぶということで、「アップサイクル」とは「本来捨てられる(られた)はずの廃棄物に付加価値を持たせて、別の新しい製品に生まれ変わらせることで、さらにその製品は後に廃棄物にならず再び生まれ変わる持続性や継続性があるモノづくりの方法論の一つ」です。
フィールドワークやワークショップを通じて触れてきたことを元に、座学では徳島や日本などもっと大きな単位での現状について学びました。
夏休みの期間には、環境学習で学んできた集大成として鳴門市にあるホテルでエコアクセサリー体験会を行い、来場者にレジンアートでのアクセサリー作りを体験してもらうとともに、材料が自分たちが拾ったごみであることや、アップサイクルのことなどを伝えました。
のちに環境学習の反省会を行いました。その様子は後編でお伝えします!