阿南工業高校の生徒らが牟岐町の離島の出羽島を訪れ、
災害時に役立つ防災用懐中電灯を各家庭に配布しました。
阿南工業高校では
地震の揺れで倒れたり震度5以上を感知したりすると自動で点灯する防災用懐中電灯「ぽてっとライト」を
2年前に開発しました。
この日は機械科の3年生6人が出羽島を訪れ、
自分たちが作った約50個の懐中電灯を島民に手渡しました。
ぽてっとライトは外側部分に竹林整備による伐採で不要となった竹を利用。
電球はLEDなので、単3乾電池2本で約30時間、連続で使えます。
阿南工業高校では災害時にライフラインが途絶えやすい離島などで役立つと考えていて、
去年は阿南市の伊島の住民にも約70個のぽてっとライトを寄贈しました。
今後は医療施設や老人ホームなどにも配布する予定です。