徳島市などの海沿いで、冬の風物詩「だるま朝日」が見えるシーズンとなりました。
午前6時50分、
水平線の上に顔をのぞかせ始めた朝日は見る見るうちにだるまの形に姿を変えていきます。
放射冷却の影響などで厳しい冷え込みとなる中、早朝から待ち構えていた写真愛好家らは
その瞬間を逃すまいと夢中でシャッターを切っていました。
だるま朝日は、大気と海水の温度差が大きい時に海面から立ち上る水蒸気で光が屈折し、
2つの太陽がつながったように見える現象です。
このだるま朝日。冬至をはさんだ2か月間、東の空が晴れた寒い朝に見ることができます。