レポート
2023.09.02

ライフジャケット啓発CMがOAされました

海と日本プロジェクト in とくしま 実行委員会です。

先日ライフジャケットの着用について詳しく徳島海上保安部にお話を伺った取材のCMがテレビで放送されました。

みなさんご覧になっていただけましたか?

その取材の内容をお届けします!

増加傾向にある水難事故

  1. 徳島県でも年々増加しています
  2. マリンレジャー中の水難事故の内訳です
  3. 常に自分の命は自分で守るという意識が大切です

徳島海上保安部に直近のデータを頂いたところ、徳島県でも水難事故は徐々に増加しており、また徳島県は釣りやサーフィンが盛んで県内はもとより他府県からも多くの人がマリンレジャーで訪れるので、水難事故の内訳も、釣り中の事故が一番多く、次いでサーフィン中の水難事故という状況になっています。

マリンレジャーを行う上で、自分の命は自分で守るという「意識」を持つことが非常に重要であるとのお話でした。

海上保安庁が推奨する自己救命策確保3つの基本

  1. ライフジャケットの常時着用
  2. 連絡手段の確保
  3. 緊急時の海上保安庁への連絡

海上保安庁では下記の3つの自己救命策確保を推進しています。

1・ライフジャケットを常に着用すること

2・携帯電話やスマートフォンなどを防水パックに入れて連絡手段を確保しておくこと

3・緊急時には電話番号「118」にて海上保安庁への通報

中でも浮力の確保や身体の保護という観点からもライフジャケットの常時着用は非常に重要になるそうです。

正しくライフジャケットの着用を!

  1. ライフジャケット着用で生存率は非着用に比べ2倍近く上がります
  2. 正しくライフジャケットを着用することが重要
  3. 体格に合った密着するライフジャケットの着用を!

ライフジャケットを着用することで、非着用に比べ2倍近くの生存率という海上保安庁の全国データがあります。

ただライフジャケットを何でも着ていればいいというものでもなく、適切なライフジャケットを正しく着用することが重要とお話されていました。

そうすることで呼吸の確保、体力の温存、身体の保護・保温という効果を発揮します。

正しい着用方法は?

  1. 活動する内容に合ったライフジャケットを選択
  2. 定期的に点検を!
  3. 故障や劣化部分は必ず交換、修理を!

大きすぎる、小さすぎるなどがなく、ベルトなどの調整でカラダに密着するように着用することが重要だそうです。

そして、活動する内容に合ったライフジャケットを選択することも重要です。釣り用、パドルスポーツ用、汎用など多種の商品が流通しているので、それぞれの活動内容に合わせて適切なライフジャケットを選択するようにしてくださいね!

定期的な点検を行って、ライフジャケットの性能を落とさないことも重要です。プラスチック部分が劣化して割れていないか?や、自動膨張式のボンベの使用期限など、使用しているライフジャケットに必要な定期点検をすることを心がけるようにしてください。

マリンレジャーはとても楽しいものですが、「海」という自然が相手のレジャーです。

自分を守るという「意識」を持ち、適切なライフジャケットを正しく着用することで守れる命を守ることができるようになります。

徳島県では松茂町にあるマツシゲートに、ライフジャケットレンタルステーションが設置されていて、大人も子供も無料でレンタルすることができます。

このような施設も有効にご利用いただき、安全なマリンレジャーを楽しんでくださいね!

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