海と日本プロジェクト in とくしま 実行委員会です。
6月24日と25日に海陽町の竹ケ島海域公園で「第17回 リーフチェック in ししくい」が行われ、その様子を取材させて頂きました。
その取材がテレビで放送されましたが皆さんご覧になって頂けましたか?
竹ヶ島海域公園の環境調査や保全を目的として毎年1回行われている活動ですが、2日間でのべ60人ものダイバーらが参加し、初日の24日には海底の調査ラインの設置が行われたほか、事前勉強会も行われました。
2日目の25日にはダイビングで調査活動が行われ、その結果が速報で発表されました。
2日目の調査時に取材にお伺いしたのですが、「魚類・底質・無脊椎動物」の3つのチームに分かれて、その個体数や状態をダイビングで調査されていました。
個体数の少ない生物もあれば、群れをなして泳ぐ魚などもあり、とても大変な調査であったと思います。
過去にこの海域が低水温によりサンゴがことごとく死滅し、そこから復活再生させるためにダイビング調査や海中ごみ拾いをし始めたのがこの活動を始めるキッカケになったそうです。
2日目の午後には調査結果が速報で発表され、砂地の面積が増えていることや去年に比べサンゴの数が少し減少していることなどが報告されました。
主催の方は近年の海洋環境の顕著な変化としては、藻類が減っているとおっしゃられていました。
そして「海の環境が変わるということは人間がやっていることで、微力ながらでも調査やごみ拾いなどを続けていきたい」と話されていました。