吉野川河口干潟などに生息する絶滅危惧種の昆虫「ルイスハンミョウ」を
徳島県の希少野生生物に指定することについて31日飯泉知事が県環境審議会に諮問しました。
ルイスハンミョウは体長2センチ程度の昆虫で
四国では吉野川河口干潟と沖洲人工海浜のみで確認されている絶滅危惧種です。
徳島県の希少野生生物への指定については去年10月環境保護団体からの提案を受け県が進めていて、
31日飯泉知事が県内の有識者でつくる県環境審議会に諮問しました。
県環境審議会の自然環境部会での審議を経て希少野生生物への指定が妥当かどうかの答申を
今年中に受ける予定です。
指定されると捕獲や殺傷、取引などが禁止されます。
徳島県の希少野生生物には、
これまでにアカウミガメやオヤニラミなど動物4種と
ジンリョウユリやキレンゲショウマなどの植物10種が指定されています。