海と日本プロジェクト in とくしま 実行委員会です。
「わがまちの大発見」と題して取材した「出羽島のシラタマモ」がテレビでOAされました。
皆さんご覧になっていただけましたか?
この「シラタマモ」という海藻は、なんと日本では出羽島にしか自生していないと言われているんです!
シラタマモは中生代の白亜紀(1億4千万年前)に繁殖したシャジクモ科に属する海藻で、かつては八郎潟にも自生していましたが現在では干拓により絶滅し、日本では出羽島のみに自生していると言われています。
シラタマモ自生地である出羽島の大池は、昭和47年に国の天然記念物に指定されています。日本では出羽島でしか見ることのできない、大変貴重で珍しい海藻なんです!
シラタマモ自生地の大池では海側から海水、山側から淡水が流入し、その海水と淡水の割合が2:1という特殊な水質環境になっており、その水質がシラタマモ自生に最適な環境となっています。
日本では出羽島にしか自生していないと言われるシラタマモですが、世界を見ても出羽島を含め4ヶ所にしか自生していないと言われています。
1億4000万年前から生き続けている世界的にも大変めずらしい海藻なんです!
この出羽島にしかない海洋環境を、ずっと守り続けていきたいですね!