海と日本プロジェクト in とくしま 実行委員会です。
先日、牟岐町にある出羽島の郷土料理を取材した様子がテレビでOAされました。
こちらが郷土料理の島そうめんですが、料理を作っていただいた出羽島婦人会の方の想いもご紹介します。
この料理は島で獲れた「レンコダイ」の煮汁が麺つゆとなる料理で、レンコダイの煮付けと一緒にふるまわれます。
文化庁100年フードにも認定されていて、遅くとも戦前のころから日常的に、また婚礼や船おろしなどの祝い事にはかかせない料理と言われています。
限りある資源を無駄なく利用する島民の姿勢や、その歴史が垣間見える料理となっています。
「島そうめん」をつくることのできる出羽島婦人会の方は、都会に出ていった人も帰ってくれば「島そうめん」はいいなあと言う人もいるし、若い人にも作ってもらって今後も伝わっていけばいいと思うとおっしゃられていました。
徳島の豊かな海産物や、島を取り巻く環境から生まれた出羽島の「島そうめん」。
これからも長く伝わっていってほしいですね!