海と日本プロジェクト in とくしま 実行委員会です。
先日取材させて頂いた小松島市を中心に水質改善に取り組む高校生の団体チームRe:verの活動がオンエアされました。
2018年に結成され、装置の製造や設置の交渉、資金調達など活動の全てを高校生が主体的に行っているチームRe:ver。
その高校生たちの活動をレポートします。
この日、水質浄化設置を設置している場所を訪れたのですが、そこは生活排水のみが流れ込む水路で、透明度は皆無に等しく水の色は黒に近い所でした。案内して頂きながらだんだんと下流に向かって進んでいくと、およそ20m下流あたりでは底が見える透明度になりメダカなどの生物が見え、さらに下流に進むと大量の小魚を見ることができました。
この装置により酸素を水中に溶け込ますことで微生物分解を促し、およそ3ヶ月ほどで浄化効果が出てくるそうで、その水質を維持するために取材に訪れた時も各地点で水質調査を行いました。
高校生自ら装置の製造や設置の交渉、資金調達まで行っており、水路に高校生たちが入って作業をしている姿を見て地域の人々が集まり、地域を巻き込んだ活動になっていくそうです。
装置製造の難しさや、日によって変わる水質のおもしろさ、徳島全体の川をキレイにしたいなど、高校生たちの想いはつきませんでした。
未来の熱源人材とも言える「チームRe:ver」。彼らの今後に期待したいですね!