海陽町の港町、鞆浦で10月21日、伝統行事の赤ちゃんの土俵入りがおこなわれました。
赤ちゃんの土俵入りは海陽町鞆浦の湊柱神社に伝わる伝統行事です。
力士のように、力強く、元気に育ってほしいとの願いが込められています。
雨のため場所を室内に移して開催されたことしの土俵入り、
町内外の生後3カ月から1歳3カ月までの男の赤ちゃん53人が参加しました。
赤ちゃんは龍や鷹などをあしらった化粧回しを締めて登場。
行司役の2人が名前の下に「山」や「海」などを付けた「しこ名」で呼び上げ高々と持ち上げます。
大きな声で泣く赤ちゃん、しかし親にとっては嬉しい土俵入りです。
土俵入りの後は、大漁を祈願しての「大漁餅投げ」が行われました。