全国瞬時警報システム「Jアラート」による緊急地震速報への対応訓練が1日、全国一斉に行われ、
美波町では、こども園の園児が津波避難訓練に参加しました。
この訓練は南海トラフを震源とする巨大地震や津波災害に備えようと
県南部総合県民局が毎年実施しています。
Jアラートのチャイムが鳴ると、美波町の日和佐こども園の0歳から5歳までの園児約100人が
約200メートル離れた南部総合県民局庁舎の3階を目指して避難しました。
県の想定によると、こども園には地震発生から12分後に津波の第一波が到達、
最大で5メートル浸水すると予測されているのに対し、
津波避難ビルに指定されている県民局庁舎の3階部分は海抜約10メートルあり、
安全だとされています。
この日の訓練では園児たち全員が5分以内に避難を完了しました。