海と日本プロジェクトinとくしま実行委員会です。
8月7日(土)と8月8日(日)の2日間、県内から公募した小学生が参加し、牟岐町を中心に「よみがえれ!ぼくたちのアオサノリ」という体験学習イベントが行われました。
昔は徳島で盛んであったアオサノリの養殖ですが、1988年前後を境に衰退したと言われています。
そんなアオサノリをはじめとする海藻類を完全陸上養殖する技術を持つ徳島文理大学の山本博文教授をはじめとする皆様にご協力頂きながら海藻についての学習や施設見学、また海に入っての実体験を交えて小学生たちは「アオサノリ」、また徳島の海藻類について学びました。
まず初めに座学を通して、徳島の海の環境や海藻類について学びました。徳島の海の特徴とは?アオサノリとは?現在の海を取り巻く環境変化とは?今までよく聞いていた「地球温暖化」などが、実際自分たちにどのような影響を与えているのか。食卓からノリなどの海藻類が消えるかもしれない。小学生たちは真剣に学びます。また近所の海辺で採集できる海藻類を間近に見て、とても興味深く観察していました。
次に陸上養殖を行っている研究施設を訪れ、陸上養殖の水槽を見学しました。そこでは収穫体験も行いました。
研究施設から帰り、この日最後に訪れたのは近くの海辺。
実際に海藻類が付く場所や、その場所の特徴について学びました。翌日は海に入る体験があるので、この日は少しだけ波打ち際を散策。あいにく少し波が高く、あまり近寄ることはできませんでしたが、やはり海を目の前にすると小学生たちは大きな声を上げて楽しんでいました。
海をはじめとして、自然が我々に与える影響は物理的にも精神的にも大きなものですね!
イベント名 | よみがえれ!ぼくたちのアオサノリ DAY1 |
日程 | 8月7日 |
場所 | 徳島県立牟岐少年自然の家ほか |